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ゆだねることで生き方が楽になる【コミュニティ活動記録vol.2】

ヨガ・瞑想コミュニティ「えん」の活動記録です。


クラスのテーマや、クラスのはじめにお話しした内容のまとめになります。

今回のクラステーマは「ゆだねること」です。



自分を整える90分間の特別な時間



今回のコミュニティクラスは、広々とした和の空間で、90分間じっくりご自身の心と体を癒やす時間。


普段、60分前後のクラスを受けている方にとって、「90分」と聞くと長く感じられるかもしれません。

が、しかし、個人的には、ヨガクラスは90分くらいが理想だと感じています。

60分だと、どうしてもどこかを急ぎ足・または省いて行うクラスになってしまいがちです。(私の時間配分の問題かもしれませんが笑)


ヨガをするときに意識したいことをお伝えして、体をほぐして、ある程度の運動量を確保し、その後、ゆるめていく……仕上げのシャバーサナ(仰向けの瞑想のポーズ)の時間もまったり過ごすことでヨガの効果を最大限に感じていただき、10分前後の瞑想の時間。

これを60分以内に収めることが、私の技量では未だにできず、90分は欲しいなぁ〜といつも思っています。


そんな私の思い(わがままやこだわりとも言う)が、ギュッとつまったのが、コミュニティクラスです。

体をほぐすだけの消化試合にならない、「特別な時間」として過ごしていただけるように想いを込めています!



ゆだねることの大切さ(イシュワラプラニダーナ)


さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のクラステーマであり、クラスの冒頭でお話ししたことをまとめていきます。


今回のクラステーマは、ニヤマの一番最後の教え「ゆだねること」です。


ヨガには哲学があり、体を動かしたり、瞑想したりする以前にするべき基礎の部分があります。

この基礎の部分を、私は「人生の土台を整える」という言葉でお伝えしています。


八支則というヨガの教えの1つ目と2つ目の内容で、ヤマ(しない方がいいこと)・二ヤマ(するべきこと)という、日常生活で心がけるべきことです。

ヤマには、非暴力・嘘をつかないこと・盗まないこと・欲張らないこと・執着しないことの5つがあります。

ニヤマには、清らかさを保つ・満足すること・努力すること・自己探求・ゆだねることの5つがあります。


順番的には、ヤマ→二ヤマで学びと実践を行ったほうが腑に落ちやすいのですが、私自身が最近日常的に意識するようになってとても生きやすさを実感しているので、このテーマを選びました。


・ゆだねることはポジティブな他力本願


あなたは、日常で誰かに何かをお願いすること・おまかせすることはどのくらいありますか? また、そのことに対して抵抗感や、劣等感を感じることはありますか?


何かをしてもらった時に「ありがとう」ではなく、「もうしわけない」「すみません」という言葉が先に出てしまう場合、誰かに頼るということに無意識に抵抗感や罪悪感を抱いているかもしれません。

自分の得意・不得意、できる・できないは関係なく、「ゆだねる」ということをどのくらい行っているでしょうか。

責任感が強い人ほど、誰かにお願いしたり、おまかせしたりすることが苦手な傾向があります。


ゆだねること=他力本願ですが、なんとなく他力本願という言葉を聞くとネガティブなイメージがありませんか?

他力本願の意味を辞書で調べると、「自分の力でなく、他人の力によって望みをかなえようとすること」とあり、別にネガティブな意味なんてないはずなのに、なんとなく他力ではなく自力で成し遂げるほうが偉いように思われがちです。

自力だろうが、他力だろうが、願いが叶って幸せになるのであればどちらでも良いですよね(笑)


・ヨガの練習を通して心の癖に気付く


自力で何とかするべきという考えは、マットの上では自分の心と体に対する態度として現れます。

リラックス系のポーズでは、いかに脱力するかという点が、ポーズを深めるポイントになってきますが、がんばり屋さんはリラックス系のポーズの時にもつい頑張ってしまいます。

頭の中であれこれ考え事をしていたり、動くことや力を入れることでポーズを深めようとしたりします。


せっかくリラックスできるはずの時間が、緊張して過ぎていってしまいます。

ある程度調整をしたら、あとは時間の経過とともに体がゆるんでいくのを待ってあげることが大切です。

これが、ヨガをする際の、ゆだねるということです。

瞑想をする時には、頭の中に考え事が浮かんで来ることがよくありますが、それも無理になくそうとすると余計集中できなくなってしまいます。


姿勢を整えて、集中するべき対象を決めたら、ただひたすらそこに意識を向けること、意識がそれたことに気がついたら集中対象に意識を戻すこと。 瞑想は「深まる」のであって、「深める」のではありません。

ゆだねることができないと、ヨガのポーズや瞑想はいつまでも表面的な形だけになってしまい、真の効果を感じることができなくなってしまいます。


・他力本願をマットの上で練習し日常生活にも応用してみよう


マットの上で、ゆだねることを練習していると、日常生活でもゆだねることが楽にできるようになっていきます。


部下に仕事をまかせるということ、子供の成長を見守るということ、自分の力が及ばない範疇のことは自然の摂理にゆだねるということです。


私達は誰にでも得意なこと、苦手なことがあります。

苦手を克服するために、努力することはもちろん大切なのですが、できる限りを尽くした後は、天におまかせすることも自分の人生を快適にするコツです。


例えば、自分で調べてもどうにも解決できない問題に直面したときには、一人で頑張り続けるよりも、周りに目を向けてみてください。

悩みを解決するきっかけとなる、人や本との出会いというめぐり合わせに気付き解決の糸口を見つけることもあります。

また、時間が解決してくれる問題もたくさんあります。


解決しない問題はないということを念頭に置き、ゆだねることが私達を悩みの苦しみから開放してくれます。


見えている世界はたった5%



私達が五感で感じ取れる世界というのは、実はほんの一部だけで、目に見えず、聞こえず、匂いを嗅いだり、触ったり、味わったりできない領域のほうがずーっと多いということが、科学的に証明されています。


例えば、私達は肉眼で紫外線を見ることができませんが、虫や鳥は紫外線を見ることができます。

犬は人間にはわからない匂いを嗅ぎ分けますし、人間にない能力を持っている動物はたくさんいます。


私達が日常的に使っている電気も、家電を通さなければ見ることはできないですし、電波もそうです。


目に見えないけど存在しているとわかるもの、目に見えなくて存在していることすら気づいていないもの、それらが世界の95%を占めていて、目に見えている世界はたったの5%と言われています。


この数字を知ると、自力で何とかするよりも、他力におまかせしたほうが、ずーっと楽に物事進んでいくというのも納得せざるを得ません。

実際、頭の中でぐるぐる考えているよりも、一回吹っ切れてしまったほうが人生が好転したという経験をしたことがある人も少なくないはずです。


・人にはそれぞれの役割がある


先日、散歩で近所の神社へ行った時に「人の巧を取って我が拙を捨て 人の長を取って我が短を補う」という言葉が貼ってありました。 ほかの人の良いところを取り入れ、自分の欠点を補うことが大切である」という意味の言葉です。


みんながそれぞれパズルのピースであり、お互いの足りないところを補ってこの世界は成り立っているということです。

自分ひとりで何とかなる、自分の意思だけで心身をコントロールできる、と考えるのはとてもおこがましいことかもしれません。


マットの上で、自分の意思でコントロールできることと、そうでないことを見極め、時にはゆだねることで変化を実感していきましょう。

繰り返し練習し、ゆだねること、うまく力を抜くことを身につけると、日常的にも「ゆだねること」が上手になり、物事が円滑に進むようになっていきます。


・ゆだねることで社会は成り立つ


高額納税者番付に12年連続でランクインしていた実業家の斎藤一人さんは、「自分ができないことは、得意な人に任せればいいんです。そして自分も得意なことを一生懸命、人のために頑張るのが世の中のためになるんです。」というようなお話をされています。


確かに、社長さんが一人で何でも頑張ってしまったら、会社の経営も、経済もうまく回らなくなってしまうことは目に見えています。

有能な会社経営者は、社員を信頼し仕事を任せている、ゆだね上手と言い換えることができるかもしれません。


自分が人やこの世界にとってどんなメリットを持つか、他者にどんなことを与えることができるのか、自分の役割を明確にすることで、自分の「分」を果たしていきましょう。

そして、自分が苦手だなぁと感じることを得意な人がいたら、感謝の気持ちとともにゆだねるということも意識してみてください。



コミュニティクラスのスケジュールは、こちらからご確認いただけます。




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